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 建築鉄骨で亜鉛メッキする場合、裏当金は特に泣き所です。酸洗い液が母材と裏当金の間に入り、不メッキ部も出来て、さび等発生のもとになります。このたび、(社)建築学会から出された建築 工事標準仕様書JASS6鉄骨工事では、次のように定められました。
(1) 柱梁接合部などの完全溶け込み溶接は、裏はつりを併用する両面溶接で施工する。但し、工事管理者の承認をうけることによって、裏当金を用いた片面溶接で施工できる。その場合(4)の断続溶接に関する注意に従う。(注:裏当金は全周隅肉溶接出来ない)
(2) 柱梁接合部にはスカラップを設けず、空気・亜鉛流出用の円形孔を梁ウエブに加工する。但し、工事管理者の承認により、スカラップを設ける工法に変更できる。
(3) 柱梁接合部などの完全溶け込み溶接の両端は、溶接後に端部をはつり回し溶接を行って施工する。但し、工事管理者の承認を受けることによって、鋼製エンドタブ、又は固形タブを用いて溶接できる。
(4) 隅肉溶接は全周を溶接し未溶接部を残してはならない。断続溶接を行う場合、未溶接部の隙間に発生した不メッキ部を適正に処理し、防錆処理を施さなければならない。
…以下省略…
このように、メッキ仕様の場合は、隙間を作らない為に裏当金無し・エンドタブ無し・回し溶接が原則になり、スカラップによる割れを防ぐことからノンスカラップ溶接が原則になっております。工事管理者の承認による変更がなければ、裏当金・エンドタブ・スカラップ等は使えなくなりました。
解決策があります!
(株)アークリエイトのWAWO構法ならば、JISの材料・開先・溶接で、@裏当金無し・裏はつり無しの両面溶接で、Aノンスカラップの加工容易性と工数の大幅縮減(約50%)を含めた半自動・ロボット溶接による鉄骨製作が可能であり、B場合により梁せい低減など材料の縮減が可能になり、しかもC鉄骨仕口部の耐震強度2.5倍(従来比)が得られます。
 メッキ仕様の有無に依らず、WAWO構法なら、ダイアフラムの出っ張り・裏当金・エンドタブ・スカラップがなく、柱軸工法・一体化工法・スロット工法・表波溶接工法等でシンプル且つ簡単に施工できます。従来工法ではノンスカラップにすると工数増加となりますが、WAWO構法ではノンスカラップで製作工程と溶接量が減ります(工数縮減約30%)。亜鉛メッキ仕様の鉄骨では、梁フランジの接合は裏はつり工程を含めた両側溶接となりますが、WAWO工法を用いれば圧倒的に有利(工数縮減約50%)になります。裏当金・エンドタブによる隙間のさび発生やスカラップ部の亜鉛メッキ割れの心配もありません。また、多数の実大実験により、同じ柱・サイズで、スカラップ付従来比2.5倍の耐震強度(耐力×変形性能)が確認されております。
 
 
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